2025/04/08 11:19

4月に入って2025では初めてのマルシェに出店してきました。

人生初めてのマルシェへの参加は約1年前、同じ場所での出店でした。
少しでも知ってもらう為には、色んなご縁と繋がる為にはやらねばと思い立ったのです。ビビりな僕にとっては大きな挑戦でした。
人前に出るのが苦手で、ドキドキで寝れないくらいでしたが、初めてという事もあって友人知人に先輩後輩、仕事場の仲間も来てくれたし天気も立地も他のイベントも重なったりとビギナーズラック的に大盛況で終える事も出来てとても思い出深いです。

味をしめた僕はそれから1カ月に1度のペースで出店し、バタバタワチャワチャしながらもちょっとだけ余裕を持てるようになってきました。そうすると粗と改善点も色々と見えてきました。
その中でも特に違和感のようにまとわり付いたのが、お客さんからも自分からも出てくる「美味しい」という言葉でした。
僕は「美味しいですよ」と進め、お客さんは「美味しい」と言ってくれる。じゃあ「不味いコーヒー」ってなに?
僕は「美味しいですよ」と優しいお客さんに「不味いコーヒー」を押し付けてはいないか、、、?
主観的な美味しいと客観的な美味しいのバランスは取ってきたつもりだし、自分では美味しいと思っている。だけど、果たして本当に、きちんと「コーヒーの美味しい」とはどういう事なのか理解し自分で整理できているのか。。
「美味しい」も人の数だけある。その逆に「不味い」も人の数だけある。
好みの問題であるその「美味しい」「不味い」は一旦置いておいて、好き嫌いではない「美味しい」「不味い」ともっと向き合うようになりました。

それがマルシェに出て直にお客さんと向き合って感じた事でした。
不手際や来客が重なるとお待たせしてしまう事もあります。まだまだ粗を探せば至るぬ所ばかりで恥ずかしいです。
だけどそこがもっと自分の中で納得がいけば、美味しいと言って下さる方により自信を持って還元できるのではないかと思っています。